4×5カメラを使ってみよう!
最近では馴染みがなくなってきた4×5カメラ
4×5カメラといっても昔からカメラに触ってきた方ならばわかると思いますが
煽りという機能を持ったカメラのことです。
これでもわかりにくいですよね。
昔(ちょっと化石時代みたいな表現)はカメラはフィルムサイズでなんとなく表していた感じです。
- 35ミリフィルム 24mm×36mm
- ブローニーサイズカメラ 60mm×45mm 60mm×60mm 60mm×70mm 60mm×90mm
- 4×5カメラ これはインチ表示 約10cm×12.5cm(なぜかこれはインチ表示)
- 8×10カメラ これはインチ表示 約20cm×25.4cm
デジタルカメラが主流の今だからフィルムの大きさではなかなか表現していないのが今の普通です。
代わりに画素数で表しています。
画素数はPPIという単位で表しています。
最近ではかなりの大きな画素数で4500万画素とかも出回っていて綺麗な画像を作っていますが逆に大きすぎて扱いにくいという感じもしなくもないような気がします。
普通に考えた場合大きいほどいいと考えがちですが決してそうではないという感じです。
最近はWEBで見る場合が多いのであまり大きすぎてパソコン上で見るには重くて開かないというデメリットも生まれるので考えものです。
煽りが使えるカメラというのはこういうカメラです。


写真館などで使っていたカメラですが今はほとんどがデジタルカメラを使うところが多いようです。
煽りが使えるカメラのいいところは
- ピントの範囲を自在に操れること
- レンズ部とフィルム部の角度を変えられること
- フォーカスを極端にずらせること
- レンズシャッターであること
- 意識的に型を歪められる
簡単に書くとこんな理由が上げられれる。

細部までくっきりと見せることが出来る
なかなか35ミリのDSLRでは出せない味のものも結構あります。
DSLRにはDSLRの良さはたくさんあります。
大判カメラの良さはそれ以上のものがあります。
ただし大きくて重い。
その分、しっかり構えてしっかり撮る。
この一言に尽きます。
そして、一枚を押す充実感!
写真を撮る行為について言えばこれが一番の嬉しさと充足感!
広告写真ではこのカメラにデジタルバッグをアダプターで取り付けて撮影することが多い。
商品撮影ではパッケージを撮影したりすることがよくあります。
立方体のものが多いのです。
みなさんは撮影した写真の中で建物など撮影したことがあると思います。
ビルや家の上部が細く小さく写っていいることに気づいたことがあると思います。
レンズは手前にあるものは大きく遠くにあるものは小さくなるのです。
パースペクティブと言われるもので簡単に言うと遠近感
例えば、集合写真で三列に並ぶとします。
一番前と一番後ろは当然大きさが違ってきます。レンズは手前にあるものは大きく遠くにあるものは小さくと書きました。
広角レンズになればなるほどこの差は大きくなります。
こういう場合はあまり広角レンズを使いたくないけれど後ろに引きが無い場合は使わないわけにはいきません。
標準レンズが望ましいのですが場所によっては使わなないわけにはいきません。
こういう時にも煽りという機能が使えると撮影には大助かりです。
広角レンズのメリットとデメリット
メリットとしては
- 範囲が広く写る
- ピントが深い
デメリットは
- 画面が歪む
- 周辺の光量が落ちる
簡単にいうとこん感じ。
最近はデジタル処理が使えるのでphotoshopなどのアプリケーションで直す事が出来ますが画質や使う大きさによってはあまりいじりたく無いというのが僕自身の実感だ。
写真は誰でも気楽に撮れるようにはなってきて楽しめることは出来るけど相手次第では写り方が変わります。
今回は被写体があまり動かない物を対象に書きましたがこの次は
- レンズの事 広角から望遠レンズ マクロレンズ
- 被写体の事 商品撮影 料理撮影 風景撮影 モデル撮影
- ライティングの事 フラットなライティング 影を生かしたライティング
- ストロボを使うライティング メインでストロボを使ったりサブで使ったりするライティング
などを時間を見つけては書いていけたらと思っています。
『信念と勇気と熱意』 そして愛 をを持って書いていきたいと思います。